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LUMIEREDの仕様書 紹介します!

こんにちは LUMIEREDです!

8月に入り夏本番となり、毎日暑いですね…
当社は夏季休暇も終わり通常営業に戻っておりますが、皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか。
私はこの夏季休暇中は初めて子どもを連れて帰省をしました。
向こうでは親戚の子どもも集まりほぼ子守状態でしたが、子どもたちのはじける笑顔や両親の嬉しそうな顔が見られたのでとても楽しい夏休みでした!

今回はそんなデザイナーつばめがお送りいたします。
テーマはLUMIEREDが製作している仕様書について、詳しくご紹介いたします!


LUMIEREDではオーダーメイド品の本番製作前には必ず仕様書を提出し、内容を承認いただいてから本番製作に入ります。
また、現場へ納品する製品にも同じ内容の仕様書を同梱いたします。

このように、設計様や現場と打合せした内容を最終確認として書面にまとめ、認識のズレがないかを確認する書類となっております。
特にオーダーメイド品は1案件ごとに意匠や仕様が異なってくるものですので、慎重に確認を取ってから製作を進めます。
それでは早速、実際の仕様書を例に記載している内容をご紹介します。


1.決定サンプル品番
提出したサンプルの中からご決定いただいた品番を明記しています。
お手元の決定サンプル品番と相違がないかご確認願います。

2.図の見ている方向、貼り方向
記載している図がどちらの方向から見ている図なのか、
またどちら側から施工するのかを明記しています。
内装ガラスフィルムはどちらの方向から施工するかで見え方が変わったりするため重要な項目です。
打合せ時と相違がないかをご確認願います。

3.製作寸法
最終の施工図や現場に確認をとった寸法を明記しています。
この寸法で製品を製作いたします。

4.決定レイアウト
最終ご決定いただいたレイアウトを記載しています。

5.ノバシ寸法
3の製作寸法ピッタリではなく、施工時に調整できるようノバシを必ず付けます。
そのノバシをどれだけ付けるかの寸法を明記しています。
現場からの要望があれば、その寸法を反映して明記いたします。

6.通し番号
施工時に判別しやすいよう通し番号を明記します。
製作するフィルムやクロス等にも同じ番号を明記し、製品と仕様書が照らしあうようにします。

7.ジョイント位置
ジョイントが発生する意匠の場合は、どこで柄が切れるのかを赤点線で明記します。

8.制作日、製作者、縮尺
この仕様書を製作した日付(修正をした際は修正した日付も明記します)、製作担当者の名前、縮尺を明記します。

9.承認印欄
内容を全て確認いただき問題なければ、この欄にサイン or 捺印いただき担当者へご返信願います。
この承認印の確認が取れ次第、本番製作へ進みます。


ここまでが主な仕様書の記載事項になります。
その他、案件ごとに決定事項がある場合は都度備考欄に明記いたします。


また、施工いただく職人の方へ向けて、さらに下記のような詳細な図をお付けすることもございます。

この図は、納品する中から1枚を抜粋して、施工する際のトンボ(目印)や基準になるトンボの位置など、施工に関わる情報を明記した詳細な仕様書となっています。
この仕様書と同じものを現場納品する製品にも同梱いたします。

そして、この仕様書を元に施工いただいた現場がこちら!

エントランスの自動扉にホワイトの濃淡で樹木をモチーフとした意匠のフィルムを施工いただきました!

このようにLUMIEREDでは、オーダーメイドの材料納品であっても設計様が安心してスペックいただける商品、また施工いただく方が分かりやすい商品となるよう日々心がけて製作しております。
今後もさらに選んでいただきやすいオーダーメイド品となるよう精進していきます。
ぜひ「こうしてほしい」などご要望がありましたら、ご意見をお寄せください。

それではまた次回お会いしましょう!

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